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便秘

2021/02/05


便秘とは

便を十分量かつ快適に排出できず、日常生活に支障を来した状態です。

一般的には「毎日出ること」が前提と思われがちですが、「週に3回~1日に3回」であれば頻度は正常です。

回数よりもむしろ「しっかり、すっきり出ない」ことが便秘の主体と考えられるようになってきています。

ただし上記の回数を下回る(または全く出ない)ようであればやはり便秘といえるでしょう。

原因

  • お通じが硬くなってしまっている(水分の摂取不足)
  • 食事内容が偏っている(野菜や海藻の摂取不足)
  • 腸の動きやお腹の筋力が低下している(運動不足、冷え、お薬の影響など)
  • 物理的に狭いところがある(お腹を開ける手術後の癒着、進行した「がん」など)
野菜の食物繊維はお通じの「かさ(量)」を増やし、腸を広げた後の収縮力を利用してお通じにつなげます。

腸の動きや収縮力が低下していると十分に出し切れず、却って悪化することがありますのでご注意ください。

症状

お腹の不快感や張り、周期的な痛みが一般的です。

検査方法

腸の中に狭くなっている場所がないか、大腸カメラで確認します。

CTでもおおまかには評価できますが、腸は伸び縮みするため「大きな塊」のようなものでなければ捉えることが
できません。

治療方法

まずは意識して水分を摂っていただくようお勧めします。
(お食事以外で1L程度、カフェインの多い飲み物やお酒の分は除きます。)

心臓や腎臓のご病気などで水分摂取量の制限が必要な場合がありますので、担当の先生にご確認ください。

次に腸を動かすこと、ウォーキングやお臍を中心に右回りにする「の」の字マッサージが有効です。

お食事は冷たいものを控え、野菜だけでなく海藻も積極的に摂りましょう。

これらで効果が不十分な場合、または実施が難しい場合はお薬を調整していきます。

予防方法

上記の「治療方法」がそのまま予防にもつながります。

お通じは出なくなってしまうと浣腸以外に医学的治療が難しい場合が多く、日ごろからの予防と早めの対処が肝心です。




えばらクリニック
 院長 江原 弘貴
2003年 岡山大学医学部医学科を卒業、医師免許を取得
岡山大学病院 第二内科(現 血液・腫瘍・呼吸器・アレルギー内科)に所属
2011年~ 日本内科学会 総合内科専門医
2013年~ 日本消化器病学会 専門医
2016年~ 日本消化器内視鏡学会 専門医