下痢とは
一般的には「普段よりも軟らかい」お通じが「普段よりも多い回数」になった状態を指します。
医学的な定義でいうと「1日の便の重量>200g」で「正常な排便回数(週に3回~1日に3回)」より多い状態と
言われていますが…実際に測ることは結構難しいので、下のような指標を使ってお伺いすることが多いです。
医学的な定義でいうと「1日の便の重量>200g」で「正常な排便回数(週に3回~1日に3回)」より多い状態と
言われていますが…実際に測ることは結構難しいので、下のような指標を使ってお伺いすることが多いです。
原因
- 冷たいものの摂り過ぎ
- ウイルス・細菌感染や免疫異常
- 薬の影響 など
一般的には上記のようなものが多いのですが、様々な疾患が重症になることでの全身反応として下痢を来すことが
あります。
「別におかしなものを食べた覚えはないのに…しんどい」という場合は、ぜひ早めの受診をご検討ください。
あります。
「別におかしなものを食べた覚えはないのに…しんどい」という場合は、ぜひ早めの受診をご検討ください。
症状
- 正常排便回数(週3回~1日3回)より回数が増えて便が軟らかくなる
- お腹が痛い
- 急にトイレに行きたくなる など
検査方法
発症して間もない場合は一般的な血液検査などを行います。
(大きな施設では便の細菌培養検査を行うこともあります)
ただ症状が長引いていたり血液が混じっていたりする場合、大腸カメラで腸の状態を詳しく確認します。
(大きな施設では便の細菌培養検査を行うこともあります)
ただ症状が長引いていたり血液が混じっていたりする場合、大腸カメラで腸の状態を詳しく確認します。
治療方法
感染症など体にとっての異物が入り込んだことが原因の場合、止めると却って長引いたり悪化したりしかねません。
そのため、基本的には「止める」よりも「和らげる」ように治療していきます。
当クリニックでは「腸をはじめとした『むくみ』を取ってくれる」「腸を温めてくれる」といった漢方薬を中心に、
その方の状況に応じて調整してお出ししています。
そのため、基本的には「止める」よりも「和らげる」ように治療していきます。
当クリニックでは「腸をはじめとした『むくみ』を取ってくれる」「腸を温めてくれる」といった漢方薬を中心に、
その方の状況に応じて調整してお出ししています。
予防方法
刺激の強いものや冷たいものは程々にして、たんぱく質(肉・魚・卵など)へは十分に
火を通すことが予防につながるといえるでしょう。
ただあまり過熱しすぎると美味しくなくなるお料理もあるので…この辺りは兼ね合い
というところでしょうか。
原則としての手洗いは大切ですので、流水だけでなく石鹸を使って清潔に保つように
してください。
火を通すことが予防につながるといえるでしょう。
ただあまり過熱しすぎると美味しくなくなるお料理もあるので…この辺りは兼ね合い
というところでしょうか。
原則としての手洗いは大切ですので、流水だけでなく石鹸を使って清潔に保つように
してください。
えばらクリニック
院長 江原 弘貴
院長 江原 弘貴
2003年 岡山大学医学部医学科を卒業、医師免許を取得
岡山大学病院 第二内科(現 血液・腫瘍・呼吸器・アレルギー内科)に所属
2011年~ 日本内科学会 総合内科専門医
2013年~ 日本消化器病学会 専門医
2016年~ 日本消化器内視鏡学会 専門医
岡山大学病院 第二内科(現 血液・腫瘍・呼吸器・アレルギー内科)に所属
2011年~ 日本内科学会 総合内科専門医
2013年~ 日本消化器病学会 専門医
2016年~ 日本消化器内視鏡学会 専門医